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実務経験なしでも取得可能!水道工事関連の資格とその取り方
2024年09月03日
みなさん、こんにちは。
『水と人で暮らしをつくる』という理念のもと、千葉県船橋市で上下水道工事やリフォームを手がけている、有限会社小川設備です。
水道工事に関心があるけれど、実務経験がないから資格取得は難しいと思っていませんか?
実は、実務経験がなくても取得可能な資格がいくつかあり、未経験者でも水道工事業界で活躍するチャンスが広がっています。
本記事では、未経験者向けの水道工事資格と実務経験が必須な資格に分けて、その取得方法について詳しく解説します。
初心者でも安心して挑戦できる資格の情報をお届けしますので、ぜひ参考にしてください。
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実務経験がなくても取得できる水道工事の資格とは?
水道工事には実務経験が必要だと思われがちですが、未経験者でも取得可能な資格がいくつかあります。
これらの資格を取得することで、未経験からでも水道工事の分野に挑戦することができます。
上下水道部門
上下水道に関する資格は、実務経験がない人でも取得可能な資格があります。
この資格では、上下水道の基本的な設計や維持管理の知識を学び、筆記試験を通じてその理解度を確認します。
取得方法としては、まず関連書籍やオンライン講座で基礎知識を身に付け、その後、全国で実施される資格試験に挑戦します。
試験は主に筆記形式で、技術的な知識が問われますが、独学でも十分に合格を目指せる内容です。
下水道菅力技術認定試験
下水道管路技術認定試験は、下水道管の維持管理や点検に必要な知識を認定する資格で、こちらも実務経験がなくても受験可能です。
資格取得方法としては、まず講習を受けることが求められます。
この講習では、下水道の基礎知識や管路管理技術について学び、試験ではその知識が問われます。
試験対策としては、講習で配布される資料を中心に復習し、特に下水道法や技術基準に関する部分を重点的に学習することが重要です。
浄化槽管理士
浄化槽管理士は、浄化槽の保守・点検・清掃に関する知識を認定する資格で、未経験者でも取得できます。
まず、都道府県が指定する講習会に参加し、浄化槽の機能や法律に関する知識を学びます。
その後、講習修了後に行われる試験に合格することで資格を取得できます。
この資格は、浄化槽を設置している住宅や施設の維持管理において、法的にも重要な役割を果たすため、取得後の需要も高い資格です。
実務経験が不要な理由とは?
これらの資格が実務経験なしで取得できる理由は、筆記試験で基本的な知識を証明することができるためです。
多くの水道工事関連の資格は、試験内容が座学中心であり、特に実務経験がなくても知識を身につければ合格可能です。
未経験者でもしっかりと勉強すれば、試験に必要なスキルを十分に身につけることができます。
また、資格取得後に実務経験を積んでいくことで、さらに専門性を高めていくことができます。
実務経験が必須な水道工事の資格とは?
一方で、水道工事関連の資格の中には、一定の実務経験が求められるものもあります。
これらの資格は、実際の現場での経験と知識を必要とするため、受験には注意が必要です。
給水装置工事主任技術者
給水装置工事主任技術者は、給水装置の設置や維持管理に関わる国家資格です。
受験には実務経験が必要で、給水装置工事の経験が2年以上ないと受験資格を得ることができません。
資格を取得するには、関連書籍や専門学校などで試験に備えた学習を行い、毎年1回実施される筆記試験に合格する必要があります。
試験では、給水装置の施工方法や関連する法規が問われるため、実務経験を通じて得た知識を活かすことが重要です。
排水設備工事責任技術者
排水設備工事責任技術者は、排水設備の設置や管理を担当するための資格で、こちらも実務経験が必要です。
資格取得には、まず一定の期間、排水設備工事の実務経験を積む必要があります。
その後、全国で実施される資格試験に挑戦します。
試験では、排水設備に関する知識や設計基準、法律に基づいた施工技術が問われます。
排水設備の正確な設置は生活環境に影響を与えるため、確実な技術と知識が求められます。
管工事施工管技士
管工事施工管理技士は、管工事の計画・施工・管理を行うための資格で、実務経験が必須です。
2級は2年以上、1級では5年以上の実務経験が必要とされ、建設業の現場での経験が求められます。
資格取得方法は、まず実務経験を積んだ後、指定された専門学校や試験対策講座で学習し、筆記試験と実技試験に合格することで資格を得られます。
取得後は現場監督や施工管理者としてのキャリアアップが期待されます。
資格取得後に活躍できる場とは?
資格を取得した後には、どのような場で活躍できるのでしょうか。
未経験からスタートした場合でも、資格を活かせる多くの場が存在します。
資格取得後のキャリアについて詳しく見ていきましょう。
未経験から始められる水道工事の仕事
未経験でも取得可能な資格を持っていれば、水道工事の現場でさまざまな業務に従事することができます。
例えば、浄化槽管理士や下水道管路技術者の資格を活かして、下水道の点検や浄化槽のメンテナンスを担当する仕事に就くことができます。
これらの仕事は、資格取得後すぐに実務経験を積む機会を得られるため、未経験者でも始めやすいのが特徴です。
資格を取得することで、就職先や働く現場が広がり、スムーズにキャリアをスタートさせることができます。
資格取得後のキャリアアップの可能性
資格を取得した後は、さらに高度な資格を目指すことでキャリアアップが可能です。
未経験からスタートした場合でも、まずは基礎的な資格を取得し、その後経験を積んでいくことで、給水装置工事主任技術者や管工事施工管理技士といった、実務経験が必要な資格にチャレンジする道が開けます。
資格取得はキャリアの幅を広げるためのステップであり、長期的なキャリアアップを目指すことが可能です。
資格を活かせる仕事の種類
水道工事関連の資格を活かして従事できる仕事は、設置工事からメンテナンス、点検まで多岐にわたります。
浄化槽の管理業務や下水道の保守作業、さらには給水設備の施工まで、資格に応じて多様な役割を果たすことができます。
特にインフラ整備に関わる仕事は安定しており、将来的な需要も見込まれる分野です。
未経験者でも資格を活かして、やりがいのある仕事に携わることができるでしょう。
まとめ:実務経験なしでも水道資格取得を目指そう
実務経験がなくても取得できる水道工事関連の資格は多く存在します。
未経験からでも、水道工事に関わる重要な役割を果たすことができ、資格取得はその第一歩です。
上下水道や下水道管路技術認定試験、浄化槽管理士など、実務経験なしで挑戦できる資格を取得することで、業界への扉を開き、安定した仕事に就くことが可能になります。
また、資格取得後に経験を積むことで、さらに上位の資格や責任ある役職を目指すことも可能です。
未経験だからといって躊躇せず、まずは挑戦してみることが大切です。
資格取得は、あなたのキャリアを大きく広げるきっかけとなるでしょう。